日本とカナダのクリスマスと正月の過ごし方の違い。

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(↑あるすがすがしい冬の朝のバンクーバー。)


知り合いの若いカナディアンが、クリスマスもあともう少しという頃、
“僕は日本に住んでいたことがあるけど、日本のクリスマスはひどい!恋人がいないとまるでloser(負け犬)なんだ。その点カナダはクリスマスは家族と過ごすのが当たり前だからいい。正月はまあ友達か、いれば恋人と過ごすけれど、絶対に恋人と!っていうのはないね。”
と言っていて、
なるほどなと思った。

たしかに
日本のクリスマスは恋人たちのためのイベントだ。

恋人がいないと
「さみしいクリスマス」などと言われてしまう。

その点カナダのバンクーバーでは

クリスマスも正月も、

家族がいる人は家族と、そして恋人もいる人は恋人も呼んで一緒に、

家族が近くにいない人たちは、それぞれ友達同士で集まって過ごすのが一般的。


もちろん恋人だけで過ごす人もいるけれど、

どちらかというと“恋人も交えて、みんなで一緒に過ごす”、という感が強い気がする。

私はこれもカナダのシェア文化の表れなのではないだろうかと思っている。(“シェア”ということ。



また正月を迎えるための大掃除というのもカナダには無い。

“大晦日には部屋を掃除しなくちゃ!”とカナディアンの友達に言ったとき、

“えっ、なんで?”と驚かれた。

“何でわざわざ大晦日に掃除をするの?常日頃からこまめにしておけばいいじゃない?”、と。


12月24日から25日にかけては
皆でレストランで食事をして、クラブに乗りだそう!
または
誰かの家でのんびり過ごそう!
という誘いが飛び交う。

この流れは大晦日から1月1日にかけても基本的に同じである。


正月は、私の周りではどこかで食事をした後クラブで年越しというのが主流であるが、
私はどちらかというと家で気の合う人だけでゆっくり過ごしたいと思う。



2012年も残すところあとわずか。

皆さま、よいお年をお迎え下さい。

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日本のESLとカナダのESLの違いとは?

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(↑バンクーバーのダウンタウンを湾から臨む。)


私がカナダに渡る少し前、
高校の同級生と久しぶりに集まる機会があった。

そこにたまたま、
当時イギリスロンドンの大学に「語学留学」ではなく「学位留学」していて、一時帰国していた友達が来ていたので
早速今度自分がカナダに行く予定なので、何か海外生活におけるアドバイスはないか聞いてみた。

彼はたしかその時イギリスに渡って半年~一年くらいだったと思うが、何だか英語に自信ありげに見えた。


一言目に彼は
「バンクーバーかぁ。あそこ日本人多いらしいよね。でも日本人とばっかり遊ばない方がいいよ。俺の周りにも日本人たくさんいるんだけど、ずっと日本人同士でつるんでた人達は、今もあんまり英語がうまくなってないから。」
と。

また、
「たとえ5分しかなくても、もし友達にパブ(イギリスはパブ文化なので)に誘われたりしたら行った方がいいよ。俺は宿題が溜まりまくってて時間がほんとに惜しいときでも、他の国の友達に誘われたら『5分だけ!』って言って付き合ってた。」
とも。

2つめのアドバイスは、つまり
「とにかく英語を話すチャンスがあれば逃すな」、ということなのだろうと私は思った。



バンクーバーに実際に来て、驚いたのは、
本当に日本人だらけ、
ということ。


とくにダウンタウンのESL(「英語が母国語以外の人のための英語教育機関」)なんかはクラスの90%以上が日本人ということも起こりえる。


ただ私は友達のアドバイスのことがいつも頭にあったので、

日本語で話しかけられても英語で返事をする(校内英語以外禁止という規則があっても、先生の目の届かないところではほとんどの人は母国語を話す)こと、

ランチは他の国の友達と一緒に食べる(いくら校内英語以外禁止とはいっても、ランチタイムの寛いだ雰囲気の中でも英語を通す人はなかなかいないだろうと思ったし、それを私が周囲に強制するのもいやだったから。他の国の友達と食べれば、自然に会話は英語になる。)こと、

放課後も日本人だけで遊びに行こうという誘いは断ること、

を自分のルールとしていた。


その学校は毎週月曜日にレベル分け・クラス替えがあったので
毎週クラスメイトが変わるのであるが、
ある週などなんと、
教室に日本人しかいなかった。。。


その時のクラスメイトの一人は「あはは、ここは日本だね!」と言って笑っていた。



このような環境の中で私は考えた。


「カナダの語学学校に通うことと日本で語学学校に通うことに違いはあるのだろうか?」


この辺り、以前にも書いたことがある(語学学校で英語は伸ばせるか?
)が、
日本でもカナダでも、
学ぶ内容やクラスメイトの国籍に大した差がないのだから、
大きな違いはない。


カナダに渡る渡航費、滞在費など諸々の費用を考えると、
日本で語学学校に通ったほうがよっぽど安くついて良いのではないかとすら思う。


それでは、学校に行くことに限らず、
「カナダで英語を学ぶことと日本で英語を学ぶことには違いがあるか」と聞かれれば、
私は
「大きな違いがある。」
と答える。


何と言ってもカナダで生活をすれば、
英語を学ぶ上でベースとなる、英語のカルチャー/カナダのカルチャーを、
身をもって経験できる。(カルチャーはすべての言語のベース。


残念ながら、
学校の中でカナダのカルチャーを経験できることはそうそうないが、

学校の外は、
100%、
カナダのカルチャーなのだから。

英語を伸ばすチャンスはレッスンの外にもある
英語を伸ばすチャンスはレッスンの外にもある:つづき


これを利用しない手はない。


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「ESL英語」の、ワナ。

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(↑ある日の曇りのバンクーバー)


ESLというのは
English as a Second Language の訳だが、
一般的に
「英語が母国語以外の人のための英語教育機関」を指す。

通っていた頃は気がつかなかったのだが、
「ESLの中ではよく使われるが、外ではあまり聞かない、滅多に使われない英語」というのがある。


私が行っていたESLに、
授業中や会話中に
"How can I say?"(何て言ったらいいんだろう?)
と口ぐせのようによく言うクラスメイトがおり、

私は
「そうか、何て言ったら良いか分からないときは、こう言ったらいいのか」と思い、

いつの間にか自分も
How can I say?
をしょっちゅう口にするようになっていた。


その後ESLではなく、英語のレッスンを個人で受けるようになった先生から

“Cocoはよく How can I say? って言うけど、それ一回の会話の中で何回も使うと不自然だよ。
ネイティブはその言葉そんなに使わないよ。”

と指摘をされた。


では自分が言いたい言葉が見つからないときどう言えばいいのか、
いくつかの言い方を教えてもらい、
私はHow can I say? はほとんど使わなくなった。


さてそれ以後 How can I say? という言葉を意識するようになったので気づいたのだが、

この言葉、

ESLに行っている友達からはよく聞くのに対し、

ネイティブからは本当に滅多に聞かない・・


私のクラスメイトはあんなに How can I say? を連発していたにも関わらず、ESLではどの先生も見事にスルーしていた。


このように、「ESLの中では通用するが、外ではあまり聞かない、滅多に使われない英語」を
私は「ESL英語」と呼ぶようになった。


他にも、私は相手の英語が聞き取れないとき、
何の話をしているのか分からないときなど、
ESLで習ったあるフレーズをよく使っていたのだが、
ある時それをネイティブイングリッシュスピーカーに向かって言った時に、相手がぎょっとしたような顔になり、
会話が止まってしまったことがあった。

私はそれが不思議で、
後日先生にそのことを聞いてみた。

すると"その言葉は強すぎたんだよ。他にソフトでフレンドリーに聞こえる言い方がたくさんあるから、今度からそれ使ってみて。”
と色々な言い方を教えてくれ、

実際に使ってみると、
たしかに話し相手が気分を害せず、
分かるように説明し直してくれることが分かった。


どうやら英語のネガティブからすると、私が言った言葉は、日本語で言うところの
「何言ってんの?あなたの言ってること全然意味わかんない」
ぐらいに聞こえるらしいのだ。
(もちろん前後の会話や、言い方等にもよります。)

★★★


学校で習う言葉や留学生の間で使われている言葉を
カルチャーを理解せぬままネイティブスピーカーを相手に使うと
言葉自体は合っていても、
状況には合わず、
不自然に聞こえてしまったり、思わぬトラブルや嬉しくない状況を招いてしまうことがある。

文脈に合った言葉を使える、ということはすなわちカルチャーを理解していることだと言えると思う。(カルチャーはすべての言語のベース。


最初から細かいニュアンスを完璧に理解して使いこなすことができなくても、別に気にすることはない。

大事なことは、失敗から学んで、次から同じミスをしないことだと思う。

(関連エントリ;
英語でミスすることを、怖れない。
英語でミスすることを、怖れない。2

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カナダで“新しい経験”、とは?

私がバンクーバーで英語の個人レッスンを受けるようになる前、まだ語学学校に行っていて、
ホームスティをしていた時のこと。

その頃私には韓国人のルームメイトがいた。

彼は20歳前後の大学生で、学校を休学してカナダには半年くらいいる予定、と言っていた。


私は当時スティ先の家族とはあまり話をするチャンスがなく、(なぜなら彼らはほとんどずっと自分達の部屋にいるかテレビを観ているので)、
とにかく英語を喋るのが学校の中だけでは不十分だと感じていたので
その分同じ留学生である彼とは、(二人ともダウンタウンの学校に行っていたので)学校の行き帰りや
私が家にいる時、なるべく話をするようにしていた。

私が英語を話すチャンスを求めて放課後や休日もよく家を空けていたのに対し(ただしそれでも話せるようにはならなかったが。)、
彼は学校が終わると家にまっすぐ帰って、その後も自分の部屋にこもり、
休日も“ゆっくりしたい”と部屋で映画を観ている人であった。

家で彼と二人で話していると
きまってホストファミリーが茶化してくるので(これは彼らなりのジョークであったと思うのだが、正直なところ煩わしいと思うこともあった)、
そういう時には“散歩に行かない?”と誘っては
外で一緒にぶらぶら歩きながら色々話をした。


大体その日に学校であったことなど他愛のない話をするだけだったのだが、
彼から聞いた韓国のカルチャー、とくに兵役や受験・就職事情、恋愛における男女の力関係などの話は面白かった。

なんでも、彼によると、韓国人の男性の喫煙率が高いのは、兵役が大きく関係しているらしい。
大半が、ストレスでタバコを始めるらしい。。。

また彼は韓国に彼女がいて、
韓国では一日に彼の方から彼女に何度も電話をかけるというのが一般的らしく、
さすがに時差があるので一日に何度もというのは難しいが、彼も韓国に毎日Skypeで電話をかけていた。
もしこれがSkypeがない時代だったら一体どうなっていたのだろう。

さらに彼によると、韓国人はフィリピンに英語を勉強しに行くのが一般的らしく、
私はフィリピン留学というものを当時彼から聞いて初めて知ったので、
驚いて”えっ何で? 何でフィリピンなの?”
と尋ねると、
”安いからだよ。”
と。。。

”韓国ではフィリピン留学かなり人気だよ~。”
と言うので、

”えーじゃあ何であなたは行かなかったの?”
と聞くと、

”うーんだって、安いのはいいけど、なまりがあるし(私たちのホストペアレンツはフィリピン人だったので、それはよく分かる)治安が心配だし(ただし地域にも依るらしい)、朝から晩まで授業があってみっちり勉強するらしいんだよ。。。みんなはそれがいいんだって。

でも僕はそれはイヤだ。
僕はリラックスしたいんだ。

僕は韓国では勉強ばっかりで、帰ったらすぐ就職活動。。。

今は休む期間だ。”

と言うので、

私は、
”・・・大変だね・・・”
と言うしかなかった。
(今の私だったら、”いくら英語が公用語でも、フィリピンのカルチャーは他の英語圏の国のカルチャーとはまた違うんじゃない?”と言っていると思うけれど、その時はカルチャーのことなんてまったく考えたこともなかった。。。)


そして彼はカナダに来る前に韓国のエージェントに勧められるがままある英語学校に半年間の契約をして来ていたらしいのだが、
“学校がつまらない。見学もせずに半年も申し込むんじゃなかった。。”
とよく愚痴を言っていた。。。


私が
“まだ何ヶ月も残ってるんだしリファンド(返金)してもらえないの?”
と聞くと

“授業を受ける前ならまだよかったけど、もう学校に通い始めてるから今言っても本当にちょっとしか返って来ないか、全然返ってこない。そんなこと親に言えないよ・・・”
と、
絶望的な表情を見せる。


私は
“じゃあ済んだことはもうしょうがないから、
学校の外でもできることは色々ある 
英語を伸ばすチャンスはレッスンの外にもある
英語を伸ばすチャンスはレッスンの外にもある:つづき
んだから、
学校の外の活動を充実させればいいじゃない。

前に言った、私がしてるボランティアに今度一緒に行ってみる?”

と誘ってみたのだが、

“いや僕はそういうのはちょっと・・・。韓国でもしたことないし。”

と言われ、
その話はそれきりになってしまった。



しかしその後
私が学校の友達と出かけたりなどであまり家にいないことが続いたある日、
彼と一緒に散歩をしている時に
“Cocoはアクティブだね~。僕ももっと英語が話したいし、カナダで新しい経験がしたいよ!”と言うので
私が
“例えば?”
と聞くと

“う~ん・・”
と考え込んでしまったので、

“じゃあ今度バンクーバーのイベントにボランティアとして一緒に行かない?昨日はギャラリーのパーティに行って来たんだけど、私以外カナディアンの人しかいないくて、全然話についていけなかった(何を話しているのかもよくわからなかった)けど、
でも色々話しかけてきてくれる人もいて楽しかったよ!(ただしその後そこのパーティに誘われることは二度となかったが。。。)”

と私が言うと、

“う~んそういうのはちょっと・・・”

やはり会話はそこで終わってしまった。



彼の言う“新しい経験”とは

一体何を指していたのだろうか?


また果たして彼はカナダで

“新しい経験”をすることができたのだろうか?


その後私はシェアハウスに引っ越して、彼とも次第に疎遠になっていったし、

彼は今頃はもうとっくに韓国に帰っていると思うが、

いつか再会することがあれば聞いてみたいと思う。


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英語は、身につけるもの。2

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(写真は私が大好きなバンクーバーのエリア。)


バンクーバーで私が英語を習っていた先生のレッスンを受け始めてまだ間もない頃のこと。
英語は、勉強するな。2にも書いたことがあるけれど、偶然参加したイベントでカナディアン達と友達になり、それからちょくちょく一緒に遊ぶようになった。

ある時、そこで出会った友達と、さらにその友達を介して知り合った友達で
10人以上で夜一緒にカフェに行ったことがあった。

私は約束の時間の前にそのうちの3人と別の場所で待ち合わせをして一緒に時間を潰していた。それから、その中の1人の車で一緒にカフェに向かった。

あっという間に時間が過ぎて、気がつけば夜も10時過ぎ。

外は暗いし、家は遠いし、バスやスカイトレインに乗るにも不便な場所だし、
車で来ている人が何人かいたので、私は誰かの車で送ってもらいたかったのだが、
何と言ったら良いかわからず、いつの間にか皆がそれぞれ帰る方向が同じで車で来ている人に話をつけて散らばっていっているのを見て焦っていた。

すると友達の一人に、
"Cocoはどうやって帰るの?誰の車に乗せてもらうの?"
と聞かれた。

私が
"わからない。。誰に乗せてもらったらいいかなあ?"
と言うと、

"ええ?まだ決まってないの?誰が同じ方向か聞かなかったの?もうみんなどんどん帰って行ってるよ!"
と言ってすぐに彼が乗せてもらうことになっている車の持ち主に、まだ席に余裕があるか聞いて、私も一緒に乗せて行ってくれることになった。

帰り道、車の中で

"Coco、ああいう時にはね、""Hey , I need a ride to my place. Can you give me a ride ? "" って、ただ聞いたらいいんだよ。遠慮してちゃだめだよ。ここは日本じゃないんだから、言わないと分かってもらえないよ。"

と教え諭してくれた。



私が自分で「車に乗せていってもらいたい」ということを言えなかったのは、

英語でどのように頼んだらよいのか分からなかった、ということもあるが、

車に乗せてきてくれた人は私とは真逆の方向に帰るし、他に車で来ている人とはそれほど親しくなっていたわけではなかったので、乗せていってもらえないか聞くこと自体が図々しいことのように感じて、

黙っていてもきっと誰かが「察して」聞いてくれるだろう、と思っていた部分が確かにあった。

その友達は日本に行ったことはないのだけれど、日本がとても好きで勉強しているということで、
カルチャーの違いについても指摘してくれたのがとても有難かった。


カナダと日本はカルチャーが違うのだから、「察する」ということを期待してはいけないと私はその時学んだ。


また車で送ってもらいたい時はどのように頼んだら良いか、
この経験から知ることができたので、
次からは臆せず聞くことができるようになった。


カナダでこういう良い友達に恵まれたことにも私はとても感謝している。

(関連エントリ;
英語は、身につけるもの。)

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「文化」はすべての言語のベース。

前回の日記言語の最も強力な武器、「文化」。で少し触れた、カナディアンの友達の家でその家族も交えて食事をしたときのこと。

その友達とはとくに恋愛関係にあるわけではないのだが、よく一緒に遊びに行くし、両親に“初めて日本人の友達ができた”と私のことを話すと、“ぜひ家に連れていらっしゃい”ということで、実家でのディナーに私を招待してくれたのである。(日本だったら、家族との食事に気楽に異性の友達を招待するなんて、ちょっとアリエナイかもしれないが、カナダのフレンドリーな文化の中では、普通にアリエルことである。(カナダ人のフレンドリーさについてはfriendlyとpolite 2つの文化の違いを参照。)

そういえば私がバンクーバーで始めの数ヶ月カナディアンの家庭でホームスティをしていた時も、ホストブラザーが男女関係なく友達を家に連れてきて、家族に混じって一緒にご飯を食べたりしていたので「オープンな家庭なんだなあ」、と思っていたのだが、それもカナダの文化だったわけである。

ディナーの日、お父さんは仕事でいないのでいるのはお母さんだけだと聞いていたが、それでも会う前は少し緊張した。
が、いざ会ってみると落ち着いた深い声で穏やかに話す、気さくそうな人で安心した。

お母さんは料理上手な人で、ラザニアを作って待っていてくれた。

イギリスからカナダに、幼い頃に家族で移民してきたらしいのだが、ブリティッシュアクセントもなく、お母さんの英語聞き取れるかな、、と若干心配していたことも杞憂に終わった。

食事をしながら、私がカナダに来た理由や、日本では何をしていたのかなどを聞かれた。

自分なりに一生懸命話したのだが、私はもともとおしゃべりな方ではないので、
「う~ん、もうちょっと気がきく話ができればなあ。。。」とラザニアを食べながら思っていたところへ

お母さんが
“それであなたはどうやって英語を勉強したの?あなたの英語はすごく自然ね。”と言われたので

“本当?ありがとう。でも私最近自分の英語が下手になっていっているような気がするんです。以前は色んなイベントに参加して英語をできる限り使う環境にいたんですけど最近はそうでもなくて。。。”
と私は答えた。

“あらどうして?...lazy?(めんどくさくなったの?)”
と聞かれたので

“Yeah, kind of...” (ええまあ、、そんな感じ)
と答えた。

すると、
“See? That's why I'm saying you are good at English! That's exactly what we would say here.”
(ほらね。だからあなた英語が上手だって言ってるのよ。それってまさに私たち((英語を母国語とする人たち))がこういうときに使う言葉よ。)と、
何だかとても褒めてくれた。


早速次の日のレッスンでその話を先生にすると
先生も喜んでくれ、
“やったね。そのお母さんを感心させたみたいだね。
あの旅行のとき僕が日本人の女性から言われた言葉覚えてる?あの時、僕は数語しか日本語を話してなかったのに、「お母さん日本人?」て聞かれんだよ。
Cocoも英語で長々と喋っていたわけじゃないでしょ?どんなに短い言葉でも、文化にピタッと合った言葉を使いさえすれば、それだけで自然に聞こえるんだよ。
だから文化はすべての言語のベースなんだ。”
と言っていた。


quantity(量)ではなくて quality(質)。


繰り返しになるが、英語を学ぶときは
文化言語音楽スピーチスキル/話し方の技術文法
単語
の順で学ぶこと。
英語を効果的に勉強するを参照。)


たったそれだけで
英語が伸びるスピードは格段に早くなる。


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言語の最も強力な武器、「文化(カルチャー)」。

前回のエントリ “リアルな経験”の中で生きた英語を習得:2の捕捉。

文化/カルチャーに関して旅行の中で思ったこと。


私がバンクーバーで英語を習っていた先生は、日本で
仕事で年に何回か日本に行くこともあり、日本の文化についてもよく知っている(以前カルチャーを使って問題解決にも先生がアドバイスして生徒がエージェントからお金を返してもらった話を書いた)。

レッスンの一環の旅行で(詳細は“リアルな経験”の中で生きた英語を習得 を参照)、
私が参加したアメリカ旅行の一日、
グランドキャニオンに数多くある穴場スポットの中の一つにハイキングに行った。

山(というか半分岩?)を登りきって、一緒に行ったもう一人の生徒の写真を先生が少し離れたところから撮っている時(ちょうど下の写真↓のような。これも旅行の中で撮られたもの)、
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私は先生の近くにたまたま座っていた。そこへ日本人のカップルがやって来たので先生と私は挨拶をした。


写真を撮り終わり、その生徒が私たちのいる場所まで戻ってくるのを待っている間に
そのカップルと、日本語で(先生は日本語も話せる)、どこから来たのか、グランドキャニオンは初めてか、何日滞在するのかなど、
何ということのない話をしていた。

生徒が戻ってきて、カップルがその子と入れ替わりに「写真スポット」に行こうとした時に、
先生が「いってらっしゃ~い」と声をかけた。

すると、
そのカップルの女性の方が振り向いて
「えっ、お母さん日本人?!」

言ったのだ。

それに対して
先生は
「いえ、私はハクジンですネ」と答えたので
私はおかしくてたまらなかったのだが。


その女性は「え~日本語うまいね~、すご~い」と言って
去っていった。

先生の見た目は、自らも言っていた通り(?)、茶色い髪に茶色の瞳に白い肌の、もろ Caucasian(「白人」)である。

私はそれを聞いて、
先生がそういう風に聞かれたのは、
日本語の言語音楽(英語を効果的に勉強する:2)はともかく、
「いってらっしゃい」という日本語の文化英語を効果的に勉強する:1を、適切なタイミングで使ったからではないか、と思った。


会話自体がどんなに短いものでも、

文化に即した適切な言葉を適切なタイミングで使えば、

自然に聞こえる。

そしてそれは英語でも同じ。

文化というのは本当に強力な武器だ。


その旅行と前後して、カナディアンの友達の家でその家族も交えて食事をしていたときにもそう思わされる出来事があった。
(それについては「文化」はすべての言語のベース。を参照。)


レッスンの時によく先生が、
“大事なのは発する言葉の quantity(量)ではなくて quality(質) だよ”と言っていたのは
こういうことだったんだなあ、と思った。


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マンガに見る日本のカルチャー

アジア系カナダ人の友達と話していたとき。

その友達は日本語や日本のカルチャーに興味があり、
最近ある日本のマンガの英語版か中国版を読んだ、ということであった。

友達は日本が好きなのだがまだ行ったことがなく、ぜひ一度訪ねたい、
私は旅行が好きなので、日本にいた頃北は北海道から南は沖縄まであちこち旅した、

といったような話をしていた。

と彼が
“そういえばCocoに聞こうと思ってたんだけど、
日本って女の子が旅行するのは危ない地域があるんでしょ?”と言う。

私“どういう意味??女の子が旅行するのは危ない地域なんて聞いたことがないけど・・・”


友達は、“電車に乗ってたら襲われたりするんでしょ?危険じゃない。一人で旅行できないでしょ。”
となおも言う。


そういえば・・・

そのマンガの中に、校長だったか教頭だったかが電車の中で痴漢をしようとする場面があったような・・・

もしかしてそのことを言っている?


私は
それは痴漢というれっきとした犯罪行為で、
おそらくこれほどまでに「一般的」なのは、世界の中でも日本くらい(今インターネットで少し調べてみたところ、痴漢は韓国やブラジルにもある、らしい。韓国では女性専用車両の導入を巡る論議もあったらしい。私は韓国に行ったのはもうずっと前のことだしブラジルには行ったことがないので実際にどれほど大きな問題なのかはわからないのだが。)で、
カナダやきっと他の多くの国でも「ありえない」ことなのだろうが、
日本では悲しいことに頻繁に起こっていることを説明した。


友達は
“そうなんだ。。。でも何で? 何で電車の中で女の子の身体を触るんだ? そして痴漢を受けた女の子は何も抵抗しないでしょ?黙って我慢するでしょ。僕が読んだマンガではそうだったよ。何で??”
とますます不思議そうな顔。


私は、

“・・・それは、日本のカルチャーなんだよ。。。”

AKB48「ヘビロテ」に対する、韓国人とアメリカ人の反応比較でアメリカ人の友達へ言ったこととまさに同じことを答えた。


パーソナルスペースについてカナダでセクハラを撃退した話。にも書いたことがあるけれど、
日本はmen firstの国なので、女性の方が被害者であっても、「女性が挑発するような服装をしていたからだ」などと言って逆に女性の方を責めたりすることがある。

女性の方も、女性の権利を強く主張するようには教えられない。

それが日本のカルチャーだから。

もちろん日本人の女性皆が皆、そのマンガの中の女の子のような反応をするわけではないが。


という話を友達にしたところ、

“え~本当に?だから黙って耐えるの?信じられない!
 Cocoは日本人だけど、痴漢なんてされたら黙って耐えるどころか、
 キックが炸裂するだろうね!”

と言われた。


・・・私って一体どのようなイメージなのだろうか?



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英語は、勉強するな。2

<関連エントリ:英語は、勉強するな。>


英語は机の上でガリガリ勉強するよりも、日々の暮らしの中で身につけていくべきもの。(英語は、身につけるもの。を参照)

英単語を覚えるより、英語のカルチャーを学ぶことの方がずっと大事。


英語のカルチャー、カナダのカルチャーに関して、カナディアンの友達から指摘されて気づいたことがあったので書き記しておこうと思う。


まだバンクーバーで英語を習っていた先生のレッスンを受け始めて間もない頃。たしか一ヶ月も経っていない頃だったと思う。

当時住んでいた家のルームメイト(日本人)の誘いで参加したイベントで、私は何人かのカナディアンと友達になった。

私にとって生まれて初めての、「語学学校の外で」できた友達だった。


英語圏の国に長く住んでいる=英語が流暢に話せるではない
にも書いたことがあるが、その先生から英語を習う前、未だ私が語学学校に通っていた頃、何とかしてもっと英語を話す時間を増やしたいと思っていたので、教会に行ったりすることで学校の外でネイティブの人と知り合う機会はあるにはあった。

しかし、友達にはなれなかった。


当時はネイティブと英語で話していると、自分も相手も同い年くらいなのに、何となく対等でないというか、相手から子ども扱いされているような気がしていたから。

英語で話す時でも実年齢の自分を感じる方法に書いたが、決して相手に悪気があったわけではなく、単純に私が年齢相応の英語の話し言葉を持っていなかったから、相手は小さな子どもと話しているように感じ、そして私は自分が小さな子どもになったように感じていたのだ
ということは、先生から話し言葉のテクニックを習うようになってから分かった。)


ルームメイトの紹介で、彼らと初めて会ったそのイベントで連絡先を交換し、連絡を取り合い、
数日後ダウンタウンで開催されたお祭りに一緒に行くことになった。


天気が良い日で、屋台で食べ物を買ったり、パフォーマンスを見たり、互いに写真を撮ったりしていたのだが、

そこで初めて、横に並んで皆で一緒に写真を撮ることに。

そして。

シャッターが下りる瞬間、
私はそれまでの習慣から、
無意識に顔の横でピースを作っていた。



するとそれを見た友達の一人が、
すかさず

“Hahaha! Coco is very Japanese!!”(ははは!Cocoは“超日本人”だね!)

と言ったのだ。


たしかに顔の横でピースなんて、そこにいる誰一人として、私以外はしていなかった。


こんなところにも、カナダのカルチャーと日本のカルチャーの違いがあるのだと、その時気がついた。


(余談だがこれも日本のKawaiiカルチャーの一端ではないだろうか?それについてはcuteとbeautiful 2つの文化の違いで説明)


他の友達も笑い出し、
私も笑ってしまって、
二枚目は顔の横で両手でピースを作ることで、皆をもっと笑わせた。


けれどその日以来、私は顔の横でピースすることを一切やめた。


小さなことだけれど、
私はカナダで生活をするのであればカナダ流に行動したいと思ったから。



その日「顔の横でピース」を笑われた友達とは、その後も一緒によく遊びに行くようになった。

もう知り合ってとっくに一年以上経つが、
“Very Japanese”だった頃からの私をよく知っているので、
当時のことを思い出してからかわれることが時々あり、
その度に笑ってしまう。

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懐かしい。。。



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「赤ちゃんのようになら英語が喋れる」

ほぼ初対面の日本人男性と、友達のカナディアンの計5人で、パブで一緒に飲んでいたときのこと。

その日本人男性は、カナディアンの友達の一人と一緒に来た。
“イベントで知り合った”と言っていた。

カナディアンの友達は皆お手洗いや飲み物をオーダーしに行き、

たまたまテーブルに私を含めた日本人2人が残った。


彼はバンクーバーに来てまだ日が浅い人で、にも関わらずもう既にカナディアンと一緒に飲んでいるくらいなので、
素晴らしくフレンドリーな人なのだなあ、と思った。

と彼が、
おもむろに

「いや~、英語は難しい」。

「英語、話せるんだけどね・・・赤ちゃんみたいにならね!」と自嘲気味に言ったので、


「うんすっごい分かる!私も同じように感じてた!」

と深く共感してしまった。



赤ちゃんのようになら英語が喋れる。


この感覚、

おそらく大半の方が感じたことがあるのではないかと思う。


日本語を話す時には歳相応、
例えば20歳の日本人が日本語を話している時は20歳の自分を感じられるのに、
英語を話している時は自分が3歳や5歳、10歳のように感じる。
英語では20歳の自分は感じることができない。。。


これはなぜなのか。


答えは、

私たちの母国語である日本語の場合は

成長する過程で、自然に日本語の話し言葉(英語を効果的に勉強する:3)にて説明)を身につけているから。


私がこれをバンクーバーで英語を習っていた先生から最初に聞いた時は、

「本当かなあ?」と実は思っていたのだが、

何十個もある話し言葉を習い、実際に会話の中で使っていくと、

自分が感じる年齢がみるみる高まって行った。

感動的なくらいに。


ということを
話していた途中で他の人達がテーブルに戻ってきたので話は尻切れトンボになってしまい、
「また今度話の続き聞かせて!」と言われていたのだがその後会う機会もなく(友達によると、トロントに引っ越してしまったのだそう)すでに数ヶ月以上が経ってしまった。


「赤ちゃんのようになら英語が喋れる」と言っていた彼は今頃どうしているかなあ・・・と
ごくたまにではあるが、思い出すことがある。


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プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリを終えてもTOEICのスコアを持っていなかったため好奇心で受けたところ970点でした)

帰国後の現在は都内企業で英語を使って働いています。

カナダでワーホリ中は始め語学学校に通っていたのですが、3ヶ月経っても英語が話せているとは思えず、かなり悩んでいました。
でもその後、知人から聞いて、日本の学校教育とも英会話スクールとも、海外の語学学校とも違う、
「暗記ナシ・教材ナシ・宿題ナシ・筆記用具もナシ」の方法で英語を学ぶようになりました。

すると今度は同じ3ヶ月で、現地の人とも臆することなく英語で会話できるだけでなく、英語が「自然」だと言われたり、「日本人の英語っぽくないから日本人だとは思わなかった」と言われたりするようにもなっていました。

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「英語を暗記しなくていいなんてアリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになっていますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのブログとインスタとツイッター
    →ブログ:My life
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

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