カナダで“新しい経験”、とは?

私がバンクーバーで英語の個人レッスンを受けるようになる前、まだ語学学校に行っていて、
ホームスティをしていた時のこと。

その頃私には韓国人のルームメイトがいた。

彼は20歳前後の大学生で、学校を休学してカナダには半年くらいいる予定、と言っていた。


私は当時スティ先の家族とはあまり話をするチャンスがなく、(なぜなら彼らはほとんどずっと自分達の部屋にいるかテレビを観ているので)、
とにかく英語を喋るのが学校の中だけでは不十分だと感じていたので
その分同じ留学生である彼とは、(二人ともダウンタウンの学校に行っていたので)学校の行き帰りや
私が家にいる時、なるべく話をするようにしていた。

私が英語を話すチャンスを求めて放課後や休日もよく家を空けていたのに対し(ただしそれでも話せるようにはならなかったが。)、
彼は学校が終わると家にまっすぐ帰って、その後も自分の部屋にこもり、
休日も“ゆっくりしたい”と部屋で映画を観ている人であった。

家で彼と二人で話していると
きまってホストファミリーが茶化してくるので(これは彼らなりのジョークであったと思うのだが、正直なところ煩わしいと思うこともあった)、
そういう時には“散歩に行かない?”と誘っては
外で一緒にぶらぶら歩きながら色々話をした。


大体その日に学校であったことなど他愛のない話をするだけだったのだが、
彼から聞いた韓国のカルチャー、とくに兵役や受験・就職事情、恋愛における男女の力関係などの話は面白かった。

なんでも、彼によると、韓国人の男性の喫煙率が高いのは、兵役が大きく関係しているらしい。
大半が、ストレスでタバコを始めるらしい。。。

また彼は韓国に彼女がいて、
韓国では一日に彼の方から彼女に何度も電話をかけるというのが一般的らしく、
さすがに時差があるので一日に何度もというのは難しいが、彼も韓国に毎日Skypeで電話をかけていた。
もしこれがSkypeがない時代だったら一体どうなっていたのだろう。

さらに彼によると、韓国人はフィリピンに英語を勉強しに行くのが一般的らしく、
私はフィリピン留学というものを当時彼から聞いて初めて知ったので、
驚いて”えっ何で? 何でフィリピンなの?”
と尋ねると、
”安いからだよ。”
と。。。

”韓国ではフィリピン留学かなり人気だよ~。”
と言うので、

”えーじゃあ何であなたは行かなかったの?”
と聞くと、

”うーんだって、安いのはいいけど、なまりがあるし(私たちのホストペアレンツはフィリピン人だったので、それはよく分かる)治安が心配だし(ただし地域にも依るらしい)、朝から晩まで授業があってみっちり勉強するらしいんだよ。。。みんなはそれがいいんだって。

でも僕はそれはイヤだ。
僕はリラックスしたいんだ。

僕は韓国では勉強ばっかりで、帰ったらすぐ就職活動。。。

今は休む期間だ。”

と言うので、

私は、
”・・・大変だね・・・”
と言うしかなかった。
(今の私だったら、”いくら英語が公用語でも、フィリピンのカルチャーは他の英語圏の国のカルチャーとはまた違うんじゃない?”と言っていると思うけれど、その時はカルチャーのことなんてまったく考えたこともなかった。。。)


そして彼はカナダに来る前に韓国のエージェントに勧められるがままある英語学校に半年間の契約をして来ていたらしいのだが、
“学校がつまらない。見学もせずに半年も申し込むんじゃなかった。。”
とよく愚痴を言っていた。。。


私が
“まだ何ヶ月も残ってるんだしリファンド(返金)してもらえないの?”
と聞くと

“授業を受ける前ならまだよかったけど、もう学校に通い始めてるから今言っても本当にちょっとしか返って来ないか、全然返ってこない。そんなこと親に言えないよ・・・”
と、
絶望的な表情を見せる。


私は
“じゃあ済んだことはもうしょうがないから、
学校の外でもできることは色々ある 
英語を伸ばすチャンスはレッスンの外にもある
英語を伸ばすチャンスはレッスンの外にもある:つづき
んだから、
学校の外の活動を充実させればいいじゃない。

前に言った、私がしてるボランティアに今度一緒に行ってみる?”

と誘ってみたのだが、

“いや僕はそういうのはちょっと・・・。韓国でもしたことないし。”

と言われ、
その話はそれきりになってしまった。



しかしその後
私が学校の友達と出かけたりなどであまり家にいないことが続いたある日、
彼と一緒に散歩をしている時に
“Cocoはアクティブだね~。僕ももっと英語が話したいし、カナダで新しい経験がしたいよ!”と言うので
私が
“例えば?”
と聞くと

“う~ん・・”
と考え込んでしまったので、

“じゃあ今度バンクーバーのイベントにボランティアとして一緒に行かない?昨日はギャラリーのパーティに行って来たんだけど、私以外カナディアンの人しかいないくて、全然話についていけなかった(何を話しているのかもよくわからなかった)けど、
でも色々話しかけてきてくれる人もいて楽しかったよ!(ただしその後そこのパーティに誘われることは二度となかったが。。。)”

と私が言うと、

“う~んそういうのはちょっと・・・”

やはり会話はそこで終わってしまった。



彼の言う“新しい経験”とは

一体何を指していたのだろうか?


また果たして彼はカナダで

“新しい経験”をすることができたのだろうか?


その後私はシェアハウスに引っ越して、彼とも次第に疎遠になっていったし、

彼は今頃はもうとっくに韓国に帰っていると思うが、

いつか再会することがあれば聞いてみたいと思う。


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プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリを終えてもTOEICのスコアを持っていなかったため好奇心で受けたところ970点でした)

帰国後の現在は都内企業で英語を使って働いています。

カナダでワーホリ中は始め語学学校に通っていたのですが、3ヶ月経っても英語が話せているとは思えず、かなり悩んでいました。
でもその後、知人から聞いて、日本の学校教育とも英会話スクールとも、海外の語学学校とも違う、
「暗記ナシ・教材ナシ・宿題ナシ・筆記用具もナシ」の方法で英語を学ぶようになりました。

すると今度は同じ3ヶ月で、現地の人とも臆することなく英語で会話できるだけでなく、英語が「自然」だと言われたり、「日本人の英語っぽくないから日本人だとは思わなかった」と言われたりするようにもなっていました。

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「英語を暗記しなくていいなんてアリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになっていますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのインスタとツイッター
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

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