ランゲージエクスチェンジを試みた、結果。

3917_4648515581767_558937771_n.jpg
(↑カナダ名物?ロブスター!)

前回のつづき。

カナダに来たはいいものの、自分の英語がなかなか伸びないことに焦っていた私。
当時のルームメイトにそのことを相談すると、“ランゲージエクスチェンジ (Language Exchange) してみたら?” と言われた。

“それ何?”と聞くと、
“日本語を勉強したいネイティブイングリッシュスピーカーと、英語を勉強したいネイティブジャパニーズスピーカーが、お互いに無料で言語を教え合うのよ。教えるって言っても本当にカジュアルなものだし、だいたいはお互い素人同士だから、どれだけ教えられるか、どれだけ上達するかは ? だけれど、もし友達になれれば、英語も伸びるかもよ。”とのこと。

私は当時、英語が伸びる可能性のあるものであれば何でも試したいという、藁にもすがる気持ちだったから、
早速インターネットでランゲージエクスチェンジパートナーというものを探してみることにした。

すると、出るわ出るわ。

“日本語を学びたいのでランゲージエクスチェンジをしませんか?”という募集がたくさんあるではないか。

しかし私はできたら女の人とエクスチェンジしたいなと思っていたのだが、募集を一つひとつよく見てみると、ジャパニーズスピーカーを探しているイングリッシュスピーカーの99%は男性で、かつ結構な割合で“ランゲージエクスチェンジパートナーを日本人の女の子限定で探している”などと書いてある。

「・・・? もしやこれは、ランゲージエクスチェンジという名の出会い系なのではないか?」と思ったけれど、中には
(あくまで書いていることが)まともそうな人もいたのでそのうちの2人に、
“こんにちは。私はバンクーバーに来て3ヶ月経つ日本人の女子なのだけれど、ランゲージエクスチェンジしませんか?”というメールを送ってみた。

すると、一人からの返事は“こんにちは! 君の顔写真送ってくれる?”
で、
もう一人からの返事は“メールありがとう! 君facebookしてる?アカウント教えてよ!”


・・・・・・つまり二人とも、ランゲージエクスチェンジがどうのこうのよりまず、私の顔が見たいということだ。

彼らの目的は日本語を上達させることなどではないと、すぐに気が付いた。
その後も私からは一切返事をしなかったのに、彼らからはしつこく何度もメールがきたことには辟易した。

後日そのことをルームメイトに話すと、“そうなんだ。ごめんね、私はしたことないから知らなかった!”とのことで、
私はバーチャルな世界でランゲージエクスチェンジパートナーを探すことは、止めた。

当時通っていた語学学校(ESL)で、スピーキングの授業の時そのことを話すと、“ランゲージエクスチェンジのトラブルたくさん聞くよ。とくに女性は注意しないとね。”とクラスの先生に言われてしまった。

その後英語を個人で習うようになって、私にはネイティブイングリッシュスピーカーの友達が自然にできるようになっていき、
そしてその友達の何人かから、“自分は日本語に興味があるからランゲージエクスチェンジしてくれないか?”と言われたことがある。しかし私の返事は“ごめんね、私にはできない”。

友達なのになぜ断るのかと言うと、ネイティブの友達ができるようになった頃には、ただ漫然とおしゃべりをするだけでは英語が思い通りに話せるようにはならない、ということが分かってきていたし、
いくら母国語とはいえ、日本語を教えるためにはそれなりに勉強をしていないと難しいな、、、と思ったことが何度もあったから。

たとえば日本語を勉強している友達から、
“日本語では1から10まで数を数える時は いち、に、さん、‘し’、ご、ろく、‘しち’、はち・・・、と言うのに、どうして10から数える時には じゅう、きゅう、はち、‘なな’、ろく、ご、‘よん’、さん・・・、と、4と7の言い方を変えるの?”
と尋ねられたとき、
私は”え~?何でと言われても・・・そんなこと考えたこともなかったよ! 言い方が変わるのは、単にその方が言いやすいから、かなぁ。”としか答えられなかった。
私の言い方では、友達はまったく納得できないようであった。

また、日本語が母国語の人は普段意識していないかもしれないが、日本語という言語は「性別によって異なる言葉を使う言語」である。
たとえば英語なら (私)を指すのは”I”しかないが、日本語だと、「私」、「僕」、「おれ」、「うち」、「あたし」・・。 
実は英語でも性別によって違う言葉を使うということはある。たとえば日記は女性なら"diary"を使うが、男性は" journal"と言うなど。
しかし日本語の場合、単語もさることながら、性別によってさらに語尾が幾通りにも変化する。
たとえば(今日学校に行ってきた)と言いたいとき。
英語では女性だろうが男性だろうが”I went to school today." の一通りの言い方しかない。
でも日本語では、「今日学校に行ってきた。」という男女どちらでも使えるニュートラルな言い方に加え、語尾を変化させることによって「男の話し方」or「女の話し方」を成立させている。
つまり、男性は「今日学校に行ってきたの」とか「行ってきたわ」とはまず言わないし、女性が「行ってきたぜ」とは、言わないのである。

これが、言語を外国人に体系だって教えるためには、ある程度の勉強をしていないと難しいと思う理由である。


そして、肝心のランゲージエクスチェンジの効果はどうなのかというと、
「ランゲージエクスチェンジをしたことはある」という人には沢山出会ったことがあるが、
「ランゲージエクスチェンジで英語が伸びた」という人にはいまだに出会ったことがない。

私の実感では、時々会って適当におしゃべりをするだけで英語が伸びていくというのは・・・かなりムズカシイのではないだろうか。

大人が外国語を学ぶ時には、最初から専門の知識や経験をもつ人から教わった方が早道と思う。


関連エントリ:
英語を効果的に勉強する
【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。


*お知らせ*
私がバンクーバーで個人で英語を習っていた先生が日本でも英語を教えてほしいとの依頼があり、2月の下旬に来日します。今のところ、東京・名古屋・大阪・広島に行くことが決定しています。
もし先生から、カナダ留学やカナダでの生活について聞きたい、英語の勉強の仕方について知りたい、日本でレッスン受けてみたい、という人がいらっしゃればご連絡下さい。


    *お役にたちましたら、ポチッと応援↓いただけると、大変嬉しいデス♪*
クリックの数によって、順位が上がっていく仕組みです。(いつも応援ありがとうございます)
 にほんブログ村 海外生活ブログ ワーホリへ

   

コメント

Re: はじめてmailさせて頂きます

Takashiさんへ

はじめまして、
コメントありがとうございます。

メールをお送りさせて頂きました。

Coco

Re: No title

yukaさんへ
はじめまして、
コメントありがとうございます。

メールを送らせて頂きましたのでご確認ください。
よろしくお願いします。

Coco

Re: No title

reikoさん
コメントありがとうございます。
ランゲージエクスチェンジは、いろいろありますね。。
英語が伸びそうな可能性があるものであれば何でも手当たり次第に試していました。笑

・・今ブログを伝っていきまして判明したのですが、私reikoさんの本読んだことがあります!
バンクーバーにも日系の書店があり(今はなくなってしまったのですが)、そこで手に取りました。
びっくり&とても嬉しいです。

Coco

No title

ランゲージエクスチェンジいろいろあるんですね。試したことないので、なるほどな〜て思いました。これからもブログ楽しみにしてます☆

Re: 英語の先生について

はるさん、akiさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
メールをお送りしましたのでご確認ください。
よろしくお願いします。
非公開コメント

プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリを終えてもTOEICのスコアを持っていなかったため好奇心で受けたところ970点でした)

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

カナダから帰国して、現在は都内企業で英語を使って働いています。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「こんなのウソに決まってる、アリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになってますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのインスタとツイッター
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

    キーワード別記事

    検索フォーム

    かうんたー

    ブログランキング

    ぶろぐえんとり

    blogramで人気ブログを分析

    らんきんぐ