「最低賃金を下回る時給」を上げるために、必要だったこと。

バンクーバー、カナダプレイス
(↑バンクーバー、カナダプレイス。)

ワーホリでバンクーバーのESL(語学学校)に半年間通った後、カナダ人雇用主のもとで仕事を始めた日本人女性が、「仕事を見つけることはできたが自分の英語に満足はしておらず、やはり英語に自信をつけたい」と、私が以前個人で英語を習っていた先生のレッスンを受けるようになった。

彼女はレッスンでその仕事の話をよくしていたそうなのだが、
”時給の話をしたら先生に頭を抱えられてしまった”、と言う。

なぜなら、カナダでは州ごとに最低賃金が決まっており、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州でも「時給の最低ライン」というものがあるのだが、
その仕事の時給は完全にそれを下回っていたから。

でも彼女はその仕事が好きで、雇用主も好きだし、あと売上によってはわずかながらボーナスもつくし・・ということで、とくに不満にも思っていなったそうである。

とは言え、最低賃金以下で働いているという事態を改善するため、レッスンで先生は彼女に、雇用主に交渉をしてみるようアドバイスをしたそうである。

以前、カルチャーを使って問題解決で、先生の生徒の一人が、仕事を紹介してもらうためにエージェントにお金を払っていたが、最初の面接までに1ヶ月以上かかり、さらにやっと見つかった仕事も思っていたものとは全然違うということでエージェントに返金交渉をし、見事全額返金された一件と同様、
今度はカナダ人が相手なので、英語で、英語/カナダのカルチャーを使って、具体的にどう言えば良いのか彼女は詳細なアドバイスをもらった、という。

結果、彼女の時給は3ドル近くも上がったらしい。(それだけ最低時給を下回っていた、ということである。。



立場が弱く、英語(のカルチャー)もうまく使えない外国人と見透かされると、
働いても最低賃金を下回る時給だったり、
本来なら返ってくるのが当たり前のはずのデポジットを返してもらえなかったり(英語のカルチャーの中でどう考えて、行動するか。)と、
知らぬ間に(また知ってはいてもどうしようもできずに)
カルチャーを知っている側の人間にとってのみ都合がいいように状況になっていることがある。

・・・セクハラだって同じことだ。(日本人がカナダで一番セクハラを受ける理由。

★★★★★

時給が上がった彼女のコメントは、”びっくりした。言ってもどうせ変わらないだろうと思ってたから。3ドル上がったら、一ヶ月働いたら相当違う。嬉しい!”である。

私はそれを聞いて、言ってもどうせ変わらない、というのは、まさしく私の以前のメンタリティだったな・・と思った。


私がバンクーバーに渡ったばかりの頃、居心地の悪いホームスティをしていたとき、実際にそう思っていた。

当時はESL(語学学校)に通っていたので、同じく留学生のクラスメイトに相談して、”話し合うべきだよ”と言う友達もいたのだが、では具体的に何と言ったらいいのかということは誰にもわからなかった。(今思うと、カルチャーを知らない者同士でいくら考えたって、何と言えばよいのかなんてわかるはずもなかったのだが・・。)

なんとか状況を打開しようと、ホストファミリーと必死に門限延長の交渉を試みたが、
"あなたはこの家のルールに従わなければならない!"怒鳴られただけで、何も変わらなかった。
ホームステイのトラブルと、その対処?

その後も不満は募る一方であったが、怒鳴られたトラウマは消えず、また何かを言おうという気にはとてもなれなかった。

ESLに通って、英語の「単語や文法の知識」は(一時的にしろ)増えていたはずだけれど、
実際の問題は解決できなかった。

★★★★★

デポジットも最低賃金もホームスティもセクハラも、相手は”英語の・カナダのカルチャー”を使ってきているのだから、
もし相手の要求を変えたいと思えば、こちらも同じ武器をもたないと対等に応戦することはできないのである。

その最低賃金を巡る交渉をした彼女にとっては、交渉が成功したということが「自分でも英語を使って事態を動かしていける」ということを実感した瞬間であったらしい。

私がそれを実感したのは、図書館で本を読んでいたときに声をかけてきた男性に考えるまでもなく ”あなたには関係ないでしょ?”と言って退散させた出来事(街で声をかけられた・・・さてどうする)だった。そしてそれがその後の‘れっきとしたセクハラ’への対応に繋がった。(英語圏の国で英語のカルチャーを知らずに暮らす、弊害。


私も彼女も、以前のメンタリティのままだったら、
今もまだ同じようなことで苦労していたかもしれない。



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プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリを終えてもTOEICのスコアを持っていなかったため好奇心で受けたところ970点でした)

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

カナダから帰国して、現在は都内企業で英語を使って働いています。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「こんなのウソに決まってる、アリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになってますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
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    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのインスタとツイッター
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