どんなに参考書を読んでも英語が「話せない」、理由。

この間久しぶりに自分がカナダに渡るときに使ったスーツケースを開けたら
奥の方から自分が前使っていた「英会話集」が出てきた。

もうその本の存在なんてすっかり忘れていたのだけれど、見たらたちまち、
カナダで「簡単な日常会話くらいはできるように・・」と思って出発する何ヶ月か前に本屋に買いに行ったときのことを思い出した。

「なつかしいな」と思いながら中を見てみると、
見開き2ページで、英語の簡単な構文一つとそれを応用したいくつかの例文、短い会話、それぞれに対する日本語訳と、語彙が載っている。

どうやら私は(もう忘れていたけれど)ちゃんと「勉強」をしていたらしく、所々に線を引いてあったり、書き込みがあった。

そして今だからこそ気がついたこと。

当時は何も疑問に思わなかったけれど、
まずそこに日本語訳がついているのだが、その訳は見事に全て、敬語。
さらには英単語の下には一つひとつ、カタカナでどう発音するかが書いてあるではないか。。。

つまりそこには、英語を話すために必要な5つのskillのうち、
①英語のカルチャーがない。
(ものすごく”丁寧”で”模範的”すぎて、実際の会話では使わない表現が多くある。また実際に使うような表現であっても、本来そこにあるはずの”英語のカルチャー”はすべて敬語と言う”日本語のカルチャー”に翻訳されてしまっている。→friendlyとpolite 2つの文化の違い「使える英語」と「使えない英語」を分けるものとは?を参照。)

②英語の言語音楽(発音含む)もない。
カタカナ表記により、完全に”日本語の言語音楽”になってしまっている。

③英語の話し言葉のテクニックも、ない。
英語で、英語の話し言葉のテクニックを使わずに会話するなんて、今の私には絶対にできないのだが、
でもその「英会話集」には、”話し言葉のテクニック”なんて一つも載っていない。

英語の④文法と⑤単語の説明だけはご親切にどのページにも書いてあるにも関わらず。。。


単語と文法だけを重視して、あとは全部無視する、日本の英語教育そのまま。

である。


私はページをめくりながら、
自分がカナダに渡って間もないころ、
まだ英語を個人で教わっていないころ、
”簡単”なはずの日常会話すらもできなくて、よく落ち込んでいた当時の自分に、
「会話ができないのは、Cocoの責任じゃないよ」と言ってあげたくなった。


その本にはCDもついており、カナダに行く前の私はそれを部屋でいつもかけっぱなしにして英語に耳を慣れさせようとしていたことも思い出した。

それも少しだけ聞いてみたのだけれど、
CDが始まって、すぐに思った。
「英語をこんなにゆっくり喋る人いないよ・・・」と。

これも当時は何も思わなかったことだけれど。。


★★★★★

「英語を使って他人とコミュニケーションできるようになること」が目的なのに、
その目的に合った方法(経験)ではなく、
英語のカルチャーは完全にスキップし、
英語の言語音楽は日本語のカタカナを暗記することで済まそうとし、
英語の話し言葉も完全に無視し、
英語の文法と単語だけをひたすらに暗記だけで克服しようとしても、

目的と方法が食い違っているのだから、必要以上に苦しくなるのは当たり前、なのであった。


私が「試験で良い点をとること」を目的に英語を「勉強」していた中学・高校生だったころ、
英語の「文法と単語のみを暗記することだけ」が私の英語学習の全てだったのだが、
私はその頃は「自分は何で英語を話せないんだろう」なんて思わなかった。

英語が話せたらいいな、とは思っていたけれど、
べつに英語を話す必要性なんて自分の生活のどこにもなかったし、身近に英語が話せる人もいなかったし、そもそも日本の学校教育で自分が英語が話せるようになるなんて期待していなかったから。

それなのに、日本で全ての学校教育を終えた私は、長年の習慣と刷り込みから、
「英語が話せるようになるために、学生だった頃よりもっともっと単語も覚えて文法も勉強(暗記)しなきゃ」、と思うようになっていた。

つまり日本の学校教育を終えてもなお、自分で自分を苦労するように仕向け、かつ日本の学校教育を受けていた頃とまったく同じことをしながら、今度は自分に英語が話せるようになることを期待していたのである。


今となっては

「・・・・・・不思議」。

としか言いようがない。



*お知らせ*
私がバンクーバーで英語を個人で習っていた先生が、日本でも英語を教えてほしいとの依頼を受け、また前回のレッスンの続きのために今日本でレッスンをしています。

もし先生のレッスンを受けてみたいという方、“王道”ではない留学/ワーホリをしたい方がいらっしゃればご連絡下さい。体験レッスンがあります。日本にいながらにして、英語のカルチャーを学び「経験」することができ、英語を効率的に早く伸ばす方法、余計なお金や時間をかけずに不安なく留学・ワーホリする方法なども含んだレッスン内容となっています。(日本でのレッスンを受けることで今後海外に行ったり、バンクーバーでもレッスンを受けなければならないといった制限はありません。)

先生の帰国が迫っておりますのでご興味のある方はお早めにご連絡ください。
次回の来日は12月の予定となっています。


今回は北海道・東京・神奈川・静岡・愛知・京都・大阪・岡山・広島・福岡でのレッスンを予定していますが、その他の地域/都市でもレッスン可能な場合がありますので、ご相談ください。

また今回希望される方は、先生がバンクーバーで英語を教えておられた生徒さんのうちのお一人と、会ってお話をしていただくことができます。大学3回生の日本人男性、カナダでの滞在期間は1年間、レッスンを受けておられたのは約2ヶ月間で、今年のアメリカとカナダにおける旅行にも二つ参加され、今月帰国された方だそうです。

携帯のアドレスだと、パソコンからのメールを拒否するように自動的に設定されていることがあるので、できるだけパソコンから閲覧可能なアドレスで連絡下さるようお願いします。

既にご連絡先をお知らせ頂いている方で、先生からのメールがまだ届いていないという方がいらっしゃれば大至急ご一報下さい。(私は先生の代理人でもなければ先生のオフィスの人間でもないので、レッスンの場所、日程や費用などに関するご質問は先生の方へ直接お願いします。)

◆前回までの日本でのレッスンの様子はこちらの過去エントリをご覧ください。



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プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリを終えてもTOEICのスコアを持っていなかったため好奇心で受けたところ970点でした)

帰国後の現在は都内企業で英語を使って働いています。

カナダでワーホリ中は始め語学学校に通っていたのですが、3ヶ月経っても英語が話せているとは思えず、かなり悩んでいました。
でもその後、知人から聞いて、日本の学校教育とも英会話スクールとも、海外の語学学校とも違う、
「暗記ナシ・教材ナシ・宿題ナシ・筆記用具もナシ」の方法で英語を学ぶようになりました。

すると今度は同じ3ヶ月で、現地の人とも臆することなく英語で会話できるだけでなく、英語が「自然」だと言われたり、「日本人の英語っぽくないから日本人だとは思わなかった」と言われたりするようにもなっていました。

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「英語を暗記しなくていいなんてアリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになっていますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのインスタとツイッター
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

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