「日本人が英語を話すのは難しい」、は大間違い。2

前回も書いた通り、「日本人だから英語が話せるようにはならない」というのは、思い込みに過ぎないと私は思う。

たしかに大半の日本人は中学高校と最低6年もの年月を費やすにも関わらず、
日本でもカナダでもこれまでに旅行で訪れた国々でも、
「日本人は英語が得意だ/上手だ」なんて言う人に私は出会ったことはない。

日本人が自分で思うだけでなく、世界的に「日本人は英語が話せない」というのが一般的なイメージだというのは実際あると思う。

でも「日本人だから英語が話せるようにはならない」と「日本人は英語が話せない」はイコールではない。

日本人であること、日本語を使う民族であるということに
英語が話せない原因を求めるのは間違っていると思う。

だって日本人が英語が話せないのは日本人であることが原因なのではなく、
日本人は日本の伝統的な英語教育を受けることに原因があるのだから。

★★★★★

私がバンクーバーでESL(語学学校)に通っていたとき、ヨーロッパやメキシコや南米出身の生徒達が英語をペラペラ話していることに驚いたものだった(ESLの思い出)が、
彼らがもし日本で教育を受けていたなら、間違いなくあんなに話せるようにはなっていなかったはずである。(よって私が彼らに劣等感をもつこともなかったはずである。。。)

英語をペラペラ話していたヨーロッパ人やメキシコ人や南米人、と言いつつESLに入った頃は彼らが何を言っているのかほとんどわからなかったのだけれど、
でも耳が慣れてくると、
彼らの発音も文法も、実のところメチャメチャだった。

でも彼らはそんなこと気にする様子もなく堂々と(たとえ先生が話している最中でも)英語で話していた。

★★★★★

日本の学校教育では伝統的に、
英語の「単語と文法をどれだけ暗記することができたか」、
ただそれだけが重視される。

私に「英語の基本は単語と文法」だと教えた中学高校の先生達も、別に悪気があって教えたわけではなくて、本当に自分達もそう信じていたのだろうと思う。


単語と文法の「知識」がたくさんある=よい成績がとれる=頭がよい=英語が話せる
という図式は何かが違う気がする、でも具体的にどこがどう違うのかはわからなかった私(「英語が話せる」ということと「学校の成績」の、関係?)、
カナダに行けば英語が話せるようになるはず・・という淡い期待を持ってバンクーバーに到着し、ESL(語学学校)に通い始めた。

単語と文法の「知識」がたくさんある=英語が話せる、だったはずなのに、
ESLで教わるとおりに単語を覚えたり文法の問題を解いても、
自分が「英語が話せるようになっていっている」という感覚はなかった。

・・・「英語が話せている」感覚はない。かといって他にどうすればよいかはわからない。・・・

当時の私が思いつく英語の勉強法といえば
単語を覚えることか
問題集を解くことか、
英語のCDを聞いたりすることぐらい。

その中でも単語を覚えるのはパッと単語帳を開いて目を通すことだけだから、
考え込まなきゃいけない問題集より、何を言っているのか分からないCDより
取りかかるのが一番ラクだった。

たとえ「英語が話せるようになっているという感覚」がなくても、
憶えないよりは憶えた方がいいだろう、
単語を知らないよりは知っている方がいいだろう、
プラスになることはあってもマイナスになることはないだろう、と思っていた。

・・・でも。

今になってわかるが、それは実のところマイナスになるのである。

なぜなら、単語は言語を身につける最後の段階で身につけるべきskill(英語を効果的に勉強するを参照。)だから。

カルチャー言語音楽(発音含む)話し言葉のテクニックも身につけていない段階で単語を憶えようとしたところで、
それは遠回りになってしまうから。

いくら取り掛かるのがラクでも、たとえ「今日はこれだけ憶えた」という”一時の達成感”があろうと、
単語を暗記することにいくら時間を使っても、
話せるようにはならない。
ということは、それはつまり時間を「浪費」することになるのだ。。。
ワーホリの「成功」と「失敗」って、何?:2

★★★★★


「日本語と英語とでは文法のルールも発音の仕方も全然違う。だから日本人にとって英語が話せるようになるのは難しい」。 
・・自分でできないと信じていることができるようになるのは、たしかに”難しい”と思う。

「日本人だから英語が話せるようにはならない」。
・・そう思えば思うほど、ますます英語は話せなくなる。


かく言う私も、「自分が英語を話せるようになる」とずっと信じることができていたわけでは当然ない。

周囲から何度も繰り返し聞かされる「英語が話せるようになるのは難しい」という声と、
カナダでの、もともとない自信をさらに喪失させる出来事の数々。

英語で話したくても自分の言いたいことが言えなくて、いつも小さい子どもに返ったように感じていて(英語を話す時と日本語を話す時の精神年齢は同じ?)、
同じESLに通うクラスメイトから”発音が悪すぎて何と言っているのかわからない。日本語を話してるのか英語なのかわからない”とバカにされ(英語を効果的に勉強する:2)、
カフェに行っても自分の注文を通すより店員をイライラさせたくなくて相手の言うことにただ合わせることの方が多い・・・そんな状態の中でも「自分が英語を話せるようになる」と信じることができたなら、
その人は相当強靭な精神の持ち主である。

だから当時の私の心境は、「英語が話せるようになるのは難しい」、けど
「話せるようになることを諦めたくない」というのが一番合っていると思う。


ESLを卒業した私は、英語を個人で学ぶようになった。そのレッスンが始まって10日後に、久しぶりに会った元クラスメイト(私をバカにしていたクラスメイトとは別の人物だが)から、
自分が一番苦手意識のあった発音を褒められたことで、
初めて自分の中で「私でも英語が話せるようになる、かもしれない!?」と思えた。
(もしそのクラスメイトに褒められる経験がなかったら、私の英語の上達はもっと遅くなっていたかもしれないとも思う。(英語を「学ぶ」こと、そしてそれを「使う」こと。)あのタイミングであのクラスメイトに会えて本当によかった。)
それが今思えば転機だったように思う。


考え方を変えれば、行動が変わる。

行動が変われば、考え方が変わる。

それらが変われば変わるほど、

私の英語も変わっていった。
英語に対する「考え方」を変えることと、「行動」を変えること。



    *お役にたちましたら、ポチッと応援↓いただけると、大変嬉しいデス♪*
クリックの数によって、順位が上がっていく仕組みです。(いつも応援ありがとうございます)
 にほんブログ村 海外生活ブログ ワーホリへ



       

コメント

Re: はじめまして!

Kaoriさんへ

はじめまして、コメントありがとうございます。
メールをお送りさせて頂きましたのでご確認ください。
よろしくお願いします。

Coco

Re: 先生のレッスンについて

asahiさんへ

はじめまして、
コメントありがとうございます。
メールをお送りさせて頂きましたのでご確認ください。
よろしくお願いします。

Coco
非公開コメント

プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリを終えてもTOEICのスコアを持っていなかったため好奇心で受けたところ970点でした)

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

カナダから帰国して、現在は都内企業で英語を使って働いています。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「こんなのウソに決まってる、アリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになってますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのインスタとツイッター
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

    キーワード別記事

    検索フォーム

    かうんたー

    ブログランキング

    ぶろぐえんとり

    blogramで人気ブログを分析

    らんきんぐ